高圧洗浄機 水量と圧力
水量と圧力が両方とも高ければ高いほど
作業性は良くなりますが、実情を考えると
作業内容と作業量を考慮した上で
適した物という事になります。
100Vの高圧洗浄機でどれくらいの作業が出来るかの
お問い合わせに、良く答えるのは(洗う)洗浄作業であれば
同じ作業は出来るのです。ただ圧力が同じ場合に水量が
違うと作業時間が違ってきます。
毎分5ℓの高圧洗浄機と
毎分10ℓの高圧洗浄機では作業時間がおおよそ2倍違うという事です
毎分10ℓの高圧洗浄機で10分間の作業と同じ仕事量を
毎分5ℓの高圧洗浄機でこなすにはおおよそ20分が必要になると
言う事になります。
例えが10分とか20分の例えになっておりますが
実際の作業において1時間とか2時間なんて
当たり前の時間を作業される業者様は当然効率を考えると
業務用の高圧洗浄機という事になる訳です。
1時間で終わる作業を2時間かけるのは辛いですよネ。
しかし100Vの高圧洗浄機で出せる水量は圧力5Mpa(50k)で
毎分7ℓ/min位が限界です。当然圧力7mpa(70k)というものであれば
水量はおおよそ毎分5ℓ/minに下がってしまうのです。
業務用、家庭用(DIY)の定義はありませんが
作業内容により使用される方御自身の判断という事になる訳です。
スイッチオンで使用できる100Vの高圧洗浄機はそれなりに魅力ですし、
実際に国内においての販売量もかなり高いと思われますが、
ベランダ洗浄、玄関、雨樋等、年末に向けてちょこっと作業には
活躍が期待されるアイテムである事には間違いがありません。
100V高圧洗浄機を使用する場合に心がけておきたい事として
主電源の容量100Vが100%の状態で定格とおりの圧力と水量
という事になります、延長コードが長かったり、タコ足配線
だったりする場合は電圧低下で(圧力が上がらない)という
トラブルシューティングへつながります。
また、業務で排水管の詰まり及び排水管洗浄をする場合は
俗にいわれる部屋内の排管洗浄において
作業する排水管の径が40mm~75位までであれば
洗管ホースの内径4.8mmを使用する場合
圧力が10Mpa(100k)以上で毎分10ℓ/min以上をお勧めしております
排水管100mm〜150等、共有部等の洗浄となると更に水量が倍の毎分
20ℓ/min以上出来れば30ℓ/minをお勧めしております。
このような作業を業務用とするのであれば
業務用で使用できるものは100vではなくて
部屋内の排管洗浄であれば最低3馬力のエンジンタイプで
圧力が10Mpa(100k)以上で毎分10ℓ/min以上の物という事に
なりますが、最終的には
使用される方御自身の判断という事になる訳です。
補足として水量の表記は弊社の場合(毎分ℓ/min)ですが
(毎時ℓ/h)表記の物も多い様です。
毎分表記 11ℓ/minを
毎時表記だと660ℓ/hとなります。
作業内容と作業の量を心得て選定していただく事を
お勧めしております。